一般社団法人 東京アーティスティックスイミングクラブは
アーティスティックスイミング競技の普及・強化を目的とした専門クラブです。
その前身である東京シンクロクラブから数えて創設60年の歴史を持つ日本有数のアーティスティックスイミングのための専門クラブであり、オリンピック代表選手をはじめ幾多の世界に誇る一流選手を輩出して参りました。
当クラブ出身者の多くは現在日本水泳界の主要な役職を担い、アーティスティックスイミングをはじめとする水泳界全体の普及・発展に寄与しています。
クラス編成について
これまでのオリンピック選手
1988年 第24回 ソウル大会 |
ソロ銅メダル、デュエット 銅メダル 小谷 実可子、田中 京、伊東 恵 |
1992年 第25回 バルセロナ大会 |
小谷 実可子 |
1996年 第26回 アトランタ大会 |
チーム 銅メダル 神保 れい、高橋 馨、河辺 美穂、藤木 麻祐子 |
2000年 第27回 シドニー大会 |
チーム 銀メダル 神保 れい |
2004年 第28回 アテネ大会 |
チーム 銀メダル 鈴木 絵美子、原田 早穂 |
2008年 第29回 北京大会 |
デュエット 銅メダル 鈴木 絵美子、原田 早穂 |
2012年 第30回 ロンドン大会 |
酒井 麻里子、足立 夢実、三井 梨紗子 |
2016年 第31回 リオ大会 |
デュエット 銅メダル、チーム 銅メダル 三井 梨紗子 |
2020年 第32回 東京大会 |
塚本 真由 |
クラブの歴史
東京シンクロクラブは1960年(昭和35年)日本のシンクロ第一期生の松澤洋子さん、初代日本チャンピオンの飯田紀子さんを中心にそれまでいくつかのグループ活動をしていたメンバーが競技シンクロを目指し一同に結集したのがこのクラブ誕生の始まりでした。
クラブ設立といっても、練習場があるわけではなくボランティアの形で先輩が後輩を教えていくという形で集まったクラブでした。プールも事務所もなく先輩から後輩へとその思いは受け継がれ細々ながら気が付けば設立60年を迎えました。
日本のシンクロが水泳競技種目入りして63年ですから、東京シンクロクラブはまさに日本のシンクロ競技の発展とともに歩んで来たと自負をするところでございます。設立して間もなく初のアメリカ、エジプト遠征など海外との交流もスタート、アメリカに、カナダにと勉強の場を求めながらなんとか世界一流の技を身に着けたい一心で選手強化に没頭してまいりました。
そんな夢と願いが叶ったのが1984年のロサンゼルスオリンピックからのオリンピック種目入りでした。4年毎のスポーツの祭典といわれるこの大きな舞台での活躍に命を懸ける思いの挑戦をしつづけてまいりました。毎日の練習プールも事欠く日々、高い目標と強い信念がなければ出来ないことでした。小谷実可子、田中京、をはじめ9回のオリンピックに16名の選手が出場、11個のメダルを獲得しました。
この度競技名称変更に伴い組織を新たにし、より良い環境をつくり、さらなる強化育成システムを構築し選手強化に力を注いでいきたいと新たな決意を致しました。